ロシア語の格について
□■■ロシア語の格について
格について
突然ですが、次の日本語の文を考えてください。
「彼女がケーキを食べる」
この文では、「彼女」が主語、「ケーキ」が目的語ですよね。
「ケーキを彼女が食べる」
に変えても意味は変わらないですよね。
これは日本語でいわれる格助詞という"てにをは"等の言葉が付くことで
意味が決定されるからです。
しかし、ロシア語には"てにをは"に該当するシステムがありません、
その代わりに名詞の語尾を変えることで主語なのか目的語なのかを
示すことにしています。
このような、文での意味の区分を格といいます。
ロシア語には6つの格があり、いかがその格の区分です。
主格:「~は」「~が」
生格:「~の」(所有)
与格:「~に」(間接的な目的)
対格:「~を」(直接的な目的)
造格:「~で」(手段)
前置格:…前置詞と結びつく
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